10月23日（月）弊社会議室にてユニバーサルドライバー研修を実施しました。

ユニバーサルドライバー研修は、タクシー事業者団体が業界を挙げて実施しているものです。

近年の社会状況に即して必要とされる「バリアフリー教育研修」を、タクシー事業者が実施

できるようシステム化された研修です。

高齢者や障がい者、お子様お連れの方や妊婦さんなどの多様なニーズや特性、お客様との円滑

なコミュニケーションなど、適切な対応ができるようにタクシー乗務員の「接遇向上」を目標

としています。

弊社では、全国福祉輸送サービス協会の研修実施機関として認可を受け、有講師資格職員が

全国で統一されたカリキュラムに従い7時間の研修を実施しました。

今回で新たに県内各営業所、26名のユニバーサルドライバーが誕生し、都合100名を超える

ドライバーが同資格を保有していることとなりました。

これからも全てのお客様に、安全と安心の輸送を提供できるように取り組んでまいります。

また本研修では、さいたま市社会福祉協議会・岩槻区事務所様より車椅子と白状をお借り

いたしまして研修を実施いたしました。改めてご協力に心より感謝申し上げます。

 

※ユニバーサルデザインタクシーとは、健康な方はもちろんのこと、足腰の弱い高齢者、車いす

使用者、ベビーカー利用の親子連れ、妊娠中の方など、誰もが利用しやすい”みんなにやさしい

新しいタクシー車両”であり、街中で呼び止めても良し、予約しても良しの誰もが普通に使える

一般のタクシーです。

 

研修の様子

講義を聴く受講ドライバー

 

本研修では、グループワークを通じて、車いすの方々への対応等を議論し、発表を行うことで、

自分自身で課題に気付くためのセッションも実施しました。

グループワークの議論した内容を代表者が発表

 

座学の後は、実際にユニバーサルデザインタクシーを使用して車いすを使った実習も行いました。

車いす対応や、ユニバーサルデザインタクシーへの乗り込みなど、本研修を通じて今後のユニバーサル

デザインタクシーの運転に備えました。

車いす対応の実習